画像の効果

チラシデザインの中で、写真がもたらす広告的な効果というものは、その写真をセレクトする、広告主やデザイナーの腕にもかかってくるのです。デザインは、選択の連続であると証言する、デザイナーたちも数多くいます。私自身も正に、デザインは選択の連続であると、日々感じています。チラシデザインの中でも、「食品」の宣材写真は、特に気を使う事が多いです。「不味そう」に写ってしまったらアウトだからです。もちろん、正直に商品を撮る事で、確かな商品情報が伝わるものなのですが、ストレートに商品情報を伝えたからといって、良い宣材写真という訳ではない事を理解して頂きたいです。食品関連のチラシデザインテクニックとして、「おいしい空間」を作り上げる法則というものがあります。これは、「ピントのぼかし」や、「小物」のひと工夫で、演出できてしまう空間なのです。チラシデザインとしては、その「おいしい空間」の1コマを切り取る事で、チラシを見る側に、「おいしさ」を伝える事ができるのです。「味」「食感」「香り」を宣材写真にする技術としては、「おいしい空間」を作りあげ、その空間を宣材写真の1コマとして、切り取るようなテクニックを身に付けてみて下さい。皆さんが、レストランや食堂に行った際、「美味しそう」「美味しい」と思う瞬間が、チラシデザインに必要な「おいしい空間」のある宣材写真なのです。その空間を生み出す瞬間が、食べる直前なのか、食べている最中であるのか、時間の経過とともに食品の見え方というのは、食材やその調理法によっても変化するものです。その時間経過の中での商品の表情を理解しておく事も、「食品」の魅力を伝える時には大切な食品の表情を捉えるテクニックとなります。実際のプライベートな時間の中でも、チラシデザインに活かせる、「美味しい」「楽しい」、そんな瞬間を意識してみつけるセンスが、チラシデザインの上では大切なのでしょう。